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余った糸を捨てないために作ったエコソックスとは?

余った糸を捨てないために作ったエコソックスとは?

靴下を作るための材料となる糸は、どうしても生産過程でどうしても残ってしまいます。靴下を編むために仕入れる糸は、
靴下を編むだけの分を仕入れず少し多めに発注をしますので、コットン、ナイロン、ウールなどの色んな素材の糸が倉庫に
少量ずつ残っていきます。最終的に使用されない糸は、廃棄処分することになるのですが、「この糸で靴下を作ったらいいのでは?」
と平成28年ごろから企画チームをつくり、これらを利用して、配色や形などを考え、新たに靴下を作成をはじめました。
その靴下がエコソックスです。完成品が出来上がったときは、「こんなのができた!」と少し安価で消費者に販売をしたり、
消費者が靴下を1足購入するごとに、子ども食堂やフードバンクなどに残糸で編んだ靴下を1足届ける「ワンソックス・フォー・
ワンスマイル運動」を令和2年11月から始めてます。せっかく購入して活用できる糸が、使わないという理由で捨てられることは
非常に残念で、このように新しい靴下に生まれ変わり、活用できることは、「残糸の有効利用」になり「顧客満足」との両立にもなり、
「もったいない!」から始まった取り組みです。

(奈良新聞連載・宇宙一靴下大好き社長のくつ下話72号より・2025年3月26日付)

 

 

 

 

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