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コラム

外反母趾や浮き指とは無縁。江戸時代の人は健脚だった

今の旅行は電車、自動車、飛行機など、簡単にどこへでも短時間で行くことができます。しかし交通網がほぼ発達していなかった江戸時代、一般庶民の旅行手段は歩行のみでした。1日約40㌔も歩いたといわれ、素足も多く、履いても「草履」や「わらじ」でした。

現代では健康のためという歩く目的も、江戸時代の人にとっては生活移動ですので、無意識のうちに、足指を使って歩くのが当たり前となり、浮き指や外反母趾(ぼし)に なることはなかったのでしょう。

運動や長い歩行が苦手な現 代人に多いのが、足指に力が かからない「浮き指」。しっかり 蹴り出すことができない 歩き方で、疲れやすくなることも。

足の指がしっかりしていないと身体のバランスが保てず、腰痛やひざの痛み、肩こりなど、さまざまなトラブルにつながる可能性のあることが分かってきました。

10万人以上の日本人の足形を取って調査した結果、足の指が1本以上浮いている人は、男性の6割、女性の8割

にも上るといいます(桜美林大学の阿久根英昭先生の調査より)。

エコノレッグの足袋(たび) の靴下は親指が単独で分かれていて、意識的に指に力を入れて歩くことができます。健康志向の人にリピーターが多くおられます。江戸の人に倣い、足袋の靴下を履いてみてはいかがでしょうか。

 

 

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