2006年ごろ、今から16年前になりますが、「靴下の機能でテーピングのような効果を出せれば、毎日テープを巻かなくてもいいのではないか」という発想から、新たな靴下の開発が始まりました。
毎日履く靴下にテーピング機能を持たせたら「足首のねじれ予防」にもなるのではないか、そう考えました。
ただ、締め付けの効果を強くすると、「伸びにくい靴下 =履きにくい」となり、非常識な靴下になってしまいます。
効果を高めると履きにくくなる。履き心地との接点が なかなか定まらず、いく通りかの編み方を確かめ、何度も試行錯誤を重ねました。
最終の試作品は、ゴルフクラブの研修生やマラソンチームにも試着していただき、最後まで改良を進めました。
デビューしたのは2008年の夏ごろ。その技術が専門家にも認められ、「奈良県グッドデザイン技術デザイン賞」をいただきました。
実際にファクトリーブランドとしてエコノレッグを展開し、お客様に販売を始めて8年ですが、こうして生み出された「テーピング効果の靴下」
が原点だと改めて思います。奈良の靴下を全国に広めながら、これからも一歩一歩 地道に積み重ねて商品を作り上げたいと思います。