コラム

「スクラムに負けない靴下」の開発

京都大学ラグビー部 の OBの方から「スクラムに負けない靴下は作れないか」と いうお話があり、100周年 を記念して「Dark Bl ne Lionsパワーソックス」を完成させました。

ラグビー部員の望んでいたことは、靴と足と靴下の一体化。とにかく靴の中で足が滑らないことを要求されました。出来上がったのは足裏全体と編み込みの滑り止めによって大きな摩擦力を生み出す従来にない足袋型靴下でした。激しく動いても体がぶれないように工夫しました。踏ん張る力を最大限発揮できるよう、親指の付け根の母指球の部分にはゴム糸を直接編み込んだ滑り止めに、さらに足底全体に張り付けたタイプの滑り止めを施しました。

ふくらはぎ部は「静脈りゅう防止靴下」の医療機器製造技術を応用した段階着圧編みで疲労を軽減、こむら返り予防などの対策にもなります。 耐久性は通常のスポーツソックスの約10倍。同部の渡邊キャプテンは、試合後、「一番 効果を感じたのはスクラムの時。靴の中で滑らないのは最強だと思った」とうれしい感想。

大学のクラブと中小企業が手を組んだ結果、今までになかったものに光が当たった気がします。西垣靴下㈱では、靴下もチームのユニフォームとして作れたら、と考えてます。

靴下でどこまでできるか挑戦が始まります。

 

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