タビと旅にでる。新しい自分に出逢う。
昨年、令和6年(2024年)7月に県旅館・ホテル生活衛生同業組合に加盟する女将たちでつくる「奈良あゆみ企画」より「奈良は靴下の産地。奈良のまちを散策するための靴下作って、販売したい」という依頼がありました。改めて、「機能性の靴下を奈良に旅行される方にぜひ履いていただきたい」「旅行時は、普段よりたくさん歩くから足が疲れやすく、機能性の靴下を履いたら、旅館に帰ったときに足の疲れが少しでも軽減され、旅の一日の終わりも楽になるではないか」と切に思いました。~旅には足袋型の靴下をぜひ履いていただきたい~と、「旅するタビ」とネーミング。足袋の起源は奈良時代には存在したとされるシタウズ(襪)で日本固有の伝統的な形状です。奈良の靴下を通して奈良の魅力も語っていただけたらと思います。旅をすることに特化し、観光客のニーズを取り入れた靴下を提案し、ここ奈良をスタートとし、旅を履いて奈良を歩いてほしいと思います。(奈良新聞連載・宇宙一靴下大好き社長のくつ下話70号より・2025年2月26日付)