コラム

3Eや4E相当の幅と伸び率を出す靴下

靴下に靴のような幅の規格があったら

誰もが毎日のように履いているのが靴下。毎日履くものなので、快適に履いていただきたいといつも思っています。先日、お客様から「靴には3Eとか4Eとかあるのに靴下にはないのですね。口ゴムがない靴下は色々あるのですが、手に力が入らないので履きにくいです。」と。靴の規格はAに始まり、B、C、D、E、EE、EEE、EEEE、F、Gまでの10段階あります。足の幅や周囲を図ってサイズを確認します。靴下には幅の規格がなく、繊維製品で伸びる素材というのもあり、そこまで履きにくいと考えたことがありませんでした。そこで、お客様のお悩みを解決するために、3Eや4E相当の幅と伸び率を出すことを目指し、大口径の編み機で編むことにしました。結果、足首はもちろん足の甲まで驚くほどグーンと伸びて、むくみが気になる方にも対応できるものが完成しました。ズレないような工夫もし、ご自分で靴下が履きにくい方も履きやすく、横方向からの足の締め付けも大きく軽減、フィット感の向上にもつながりました。100歳になっても自分の足で歩き、自分で靴下を履く。微力ながらこれからも応援していきたいですね。(宇宙一靴下大好き社長のくつ下話47)

 

ページトップへ
OEM・企画開発のお問い合わせはこちら