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コラム

寝るときの靴下、素材ひとつで「眠りの質」が変わるかも!?

寝るときの靴下、素材ひとつで「眠りの質」が変わるかも!?

お布団に入って足が冷たいと寝にくいことがあります。そんなときは靴下を履かれる方も多いと思います。就寝時の足の冷えや不快感は、案外靴下の素材で変わります。布団に入った足は外気から隔離され湿度が上昇しやすいため、繊維が湿気をどう扱うかがそのまま睡眠の快適さにつながるのです。一般的な冬用の靴下に多いアクリルやポリエステルなどの化学繊維はふわりと温かい反面、水蒸気を取り込む仕組みをほとんど持ちません。布団の中で足が吐き出す湿気は逃げ場を失い、少しずつ熱と一緒にこもります。一方、綿は吸水性が高く、一見万能に思えますが、取り込んだ水分を繊維の奥に抱え込み続ける性質があります。よって綿の靴下は湿ったままになり、足先が不自然に冷えることがあります。そこでお勧めしたいのが動物性繊維です。ウールやシルクは液体の水分は弾きながら、湿気だけを選んで吸い込み、ゆっくり外へ逃がすという独特の動きをします。足が汗をかいても靴下が濡れず、温かさはそのままに“軽い空気”だけが入れ替わる。布団の中で足がずっと落ち着いていられるのは、この素材の構造のおかげです。寝るときにはぜひ、ウールやシルクといった動物性繊維をためしてみてください。(2025年11月26日 宇宙一靴下大好き社長 西垣和俊)

 

 

 

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