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万博ユニフォームに奈良の靴下1万足を提供へ
2月18日 14時26分
4月に開幕する大阪・関西万博の運営スタッフのユニフォームに奈良県のメーカーの靴下が採用され、出荷を前に18日、県庁で山下知事にお披露目されました。
大阪・関西万博の運営スタッフのユニフォームに採用されたのは奈良県大和高田市の老舗メーカーが作る靴下で、18日は会社の代表らが奈良県庁を訪れ山下知事に靴下を披露しました。
靴下はくるぶしまでの丈の長さで、土踏まずのクッション性を高めて長時間の立ち仕事でも疲れにくくしたほか、かかとを安定させるテーピング技術で脱げにくいよう工夫がされています。
長時間の立ち仕事が続く町工場で働く人たちの声を反映して作った商品がもとになっているということで、山下知事はさっそく試し履きし「万博を契機に奈良の靴下産業が発展することを期待しています」と激励していました。
奈良県は靴下の生産量が日本一で靴下メーカーの西垣和俊社長は「万博が間近となり、わくわくしています。奈良と言えば靴下と言われるように頑張りたい」と話していました。
メーカーは1万足の靴下を無償で提供することになっていて今月(2月)21日に万博に向けて出荷するということです。